外出時における危険性
高速道路
環境庁の調査によると、幹線道路の近くでは大気中のアスベスト濃度が高くなっています。路肩に近いほどアスベスト濃度が高くなっているので、ブレーキから飛散したものと思われます。
高速道路の路肩では幹線道路より濃度が低いのですが、料金所周辺では高くなっています。これは自動車、バイクのブレーキなどから飛散したアスベストの影響と見られます。
高速道路ではブレーキをかける回数が少ないのですが、料金所では必ずブレーキをかけるので、アスベスト濃度が高くなるのだと考えられます。
道路にも
トラックの積荷からもアスベストが飛散します。国道26号線のある交差点では、空気1ℓ中に約7~11本のアスベスト繊維が検出されました。
国道26号線は大阪から和歌山への主要な産業幹線道路で、1時間あたり1600台の交通量の約2割が廃棄物等を運搬する大型車でした。積荷の産業廃棄物からアスベストが飛散したものと考えられます。
道路にもアスベストが使用されました。舗装用のアスファルトにアスベストを混ぜていたことが知られています。
また、岩手県では道路骨材にアスベストの一種アンソフィライト(直閃石)が混入していたため、冬季に使用されたスパイクタイヤで道路が削り取られ、アスベストが飛散しました。
そのため、1992年にスパイクタイヤが禁止され、アスベスト飛散は少なくなった
と報告されています。国道については道路粉じんを除去して埋めたそうですが、県道・市道の道路粉じんは未処理のまま放置されているようです。