アスベストを防ぐには
アスベストの不使用
アスベストを吸わないための最善の方法は、アスベストを使用しないようにすることです。建材をはじめ、大部分のアスベスト製品について、ノンアスベストの代替品が販売されています。
どうしてもアスベストを使用せざるを得ないときは、なるべくアスベストを吸い込まないような対策が必要になってきます。
その対策として、アスベストを取り扱う工程を密閉してしまうことが挙げられます。それも出来ないときには「局所排気装置」と「除じん装置」を用いて、作業場内のアスベスト濃度をできるだけ低くします。
新築工事などでアスベスト建材を使用する場合の対策について、労働省は「石綿含有建築材料の施工における作業マニュアル」を発行し、除じん装置付き電動丸のこの使用、メーカーでのプレカットなどの対策を打ち出しています。
防じんマスクなど
アスベストを吸い込まないようにするには、防じんマスクも必要です。アスベストは非常に細い繊維なので、ガーゼマスクでは役不足です。国家検定を受けた防じんマスクを使用することが義務付けられています。
米国ではアスベスト除去工事労働者のアスベスト被害が憂慮され、捕集効率の高い携帯型の送気マスクが使われていますが、これが最適でしょう。
また、衣服についたアスベストを作業場外に持ち出さないよう、専用の保護服を着用し、作業場から離れる前に全身を洗浄する必要があります。シャワーに用いた水は、アスベストをこしとってから排水しましょう。
こういった具体的な方法については、労働安全衛生コンサルタントが相談に応じています。最寄の労働基準監督署に尋ねてみるといいでしょう。