アスベストの検査方法
健康診断
職業としてアスベストを扱っていることがはっきりしている場合、特定化学物質等障害予防規則に基づく健康診断を受けることになっています。過去に取り扱ったことのある人も同様です。
いずれも6ヶ月以内ごとに1回、定期に行なうことになっています。じん肺法に規定されている「粉じん作業」に該当する場合には、じん肺法に基づく健康診断も受けることになっています。
じん肺法が規定する粉じん作業とは、
石綿をときほぐし、合剤し、紡績し、紡織し、吹き付けし、積み込み、若しくは石綿製品を積層し、縫い合わせ、切断し、研まし、仕上げし、若しくは包装する場所における作業
というものです。もしも、会社から受診するように言われていないとしたら、会社に要求できます。
つまり、健康診断の項目をそれ以上増やしても、あまり効果はないと考えられます。むしろ、こうした健康診断を事業者任せにしないで、労働者の信頼のおける専門医に実施してもらうことや、健康診断の結果をありのままに本人に伝えてもらうこと、日頃から気軽に健康相談ができることなどが、より重要だといえます。
いろいろな対策を
また、同じような職業に就いている労働者同士で交流を進め、病気の予防に努めたほうがいいでしょう。そして、不幸にして病気になったとき速やかに労災申請ができるように、作業の態様や時期をこまめに記録していくのもいいと思います。
ちなみに喫煙の習慣がある人は、できる限り控えたほうが健康のためです。なぜなら、アスベストとタバコの両方を吸うと、その相乗効果で肺ガンにかかる可能性が高くなってしまうからです。