建材の見分け方
「a」マークの表示
1975年から、アスベストを重量比で5%を超えて使用している製品の梱包にはアスベストの表示が義務付けられています。1995年4月から、表示義務はアスベストを1%超えて使用しているものに拡大されています。
ですから、新築工事の場合には建材の梱包を見れば、アスベストを使用しているかどうか判明します。
日本石綿協会は1989年から、加盟企業が生産するアスベスト建材1枚1枚に「a」マークの表示を求めています。新築の場合、あるいはすでに使用されている建材でも、「a」マークがあればアスベストが使用されています。
ですが、日本石綿協会に加盟していない建材業者もあるため、「a」マークがないからといってアスベストがないとは限りません。
アスベストが使用されている建材は不燃建材、難燃建材などの認定を受けています。認定された建材は1枚1枚に認定番号が印刷してあるので、認定番号を「耐火防火構造・材料等便覧」とつき合わせてアスベストの有無を調べることも可能です。
既に使用されている建材
駅のプラットホームの屋根に使用されている波形スレートとか、1985年以前の床のピータイルはアスベストが使われていると思ってもらっていいでしょう。
屋根の薄い瓦も商品名が「カラーベスト」「コロニアル」「フルベスト」「ニューフルベスト」なら、ほとんどアスベストが使用されています。
アスベストが使用されているかどうかを確かめるためには、建材をX線回折で検査する必要があります。X線回折でアスベストの結晶構造が確認され、顕微鏡で繊維が確認されれば、アスベスト製品と判断されます。