スレート瓦・波形スレート使用の家
コロニアルと波形スレート
家の屋根にコロニアル、物置の屋根に波形スレートが使用されていて、なおかつ年月を経ている場合は、取り替えたほうがいいのでしょうか。
波形スレートはアスベストをセメントで固めたものです。年月を経るにつれて、酸性雨によってセメントが溶けて、劣化してアスベスト繊維が飛散するようになってしまいます。
コロニアル、フルベストなどの住宅屋根用化粧石綿スレートは、アスベストをセメントで固めて、表面に着色層を重ねたものです。年月が経つと、やはり劣化してアスベストが飛散します。
ドイツでは、波形スレートや化粧石綿スレートの劣化が詳しく研究されています。壁材に比べて、屋根材は早く劣化することが判明しています。
劣化した波形スレートや住宅屋根用化粧石綿スレートは、アスベスト繊維が飛散する恐れがあるので、なるべくならノンアスベスト製品に取り替えたほうがいいと思われます。
飛散防止対策を忘れずに
ただ、その場合には、飛散防止対策が必要になります。屋外作業の場合でも、最低限、アスベスト製品の調査・記録、特化物作業主任者の選任、防じんマスク、湿潤化などの対策が法的に求められます。
住宅屋根用化粧石綿スレートのメーカーは、10年に1度は塗り替えるようにすすめています。
ですが、塗り替えの作業員はアスベスト製品の上を歩き回るわけですから、アスベスト繊維を吸い込む恐れがあります。張り替えの時と同じく、飛散防止対策が必要となってきます。